ZZR1100Cのハンドル交換

yamakujira2005-05-22


先週は取り付ける時間が取れず、ようやく作業に入った。
まずは、マスターシリンダーから分岐までのブレーキホース交換だ。インナーカウルをはずすだけで、交換できた。ブレーキフルードをゼロから入れなくてはならないのでしばらくブレーキレバーを押し続けなくてはならなかったが、何とか入った。エア抜きもOKでブレーキレバーの感じもカチカチとなった。ついでにリアブレーキのフルードも交換。
ブレーキのチェックの為、家の周りを試走した。ちょっとフルード漏れがあった。ちょっと締めが足りなかったようだ。

次にノーマルのハンドルを取り外した。左ハンドルのハンドルグリップの取り外しはかなり重労働だった。やはり、ケチらずに買った方が良かったかも。プロトのバーハンドルキットのベース部分を取り付けた。プロトのマニュアルには間違いがあり、左も右も同じ部品番号が表示されていたが、見れば分かるので問題ではなかったが、この部品は発売されて結構経っているのに誤植があるのはちょっと困りもんだ。

次にバーハンドルを仮組みした。しかし、ハンドルのシールは、シール剥がし剤を使わないと取れなかった。勘弁して欲しい。スイッチボックスの穴の位置を出して、ドリルで穴を開けたが、金属用のドリルであるが、ハンドルは堅くなかなか穴が開かず、仕方なく細いドリルで開けてから、広げた。

バーハンドルを固定しマスターシリンダーやスイッチボックスを仮止めし、ワイヤー周りを調整した。やはりアクセルとチョークは、ノーマルの取り回しだと届かず、取り回しを大きく変え何とか届かせた。これ以上上げるには、アクセルはロングケーブルに交換しないとダメだろう。クラッチホースは、ギリギリでフルロックを何度もすると危ないかもしれない。
アクセルグリップやバーエンドを取り付け、本締めをして出来上がり。

思ったより時間が掛かってしまった。ポジションは、予想通りチョット上がっただけでかえってハンドル位置は少し遠くなった。試走したが、あんまり変わらない感じである。ポジション改善には、アクセルとクラッチのケーブルをロングに交換するしかなさそうだ。しかし、アクセルワイヤーの交換は、タンクとエアクリーナーボックスを外し、もしかするとキャブも外さないといけないので、しばらくはこれで乗ってみることにしよう。

アップハンドルにしたひとは、マスターシリンダーを交換している人が多いが、実際に交換してみてそうする理由がよく分かった。妙に出っ張って見え格好悪いのだ。しかし、こちらも交換すると結構な出費なので、このままにしておこう。